おんな城主直虎の視聴率!花燃ゆ・真田丸越え!?
昨日放送が終了した「花燃ゆ」は平均視聴率12.0%と、2012年「平清盛」と並んでNHK史上最低視聴率となりました。
大河ドラマの視聴率は年々下がっていまして、大物俳優を起用しても伸び悩むそうです。
2017年1月から放送予定の「おんな城主直虎」は早くも主演女優が決まっていて、なんと!
超大物女優の柴咲コウさん。
「大河ドラマに女性を主役で持ってくると視聴率が悪い」というジンクスを払拭できるのでしょうか。
花燃ゆが低視聴率だった原因はこれだ!
「おんな城主直虎」の主役を演じる柴咲コウさんは、連続ドラマ単独初主演の「◯◯妻」で近年のドラマでは珍しく、平均視聴率14.3%、最高視聴率15.2%の大判を叩き出しています。
平均で15%近くいくのは、最近だと本当に少ない中の大健闘ですよね。
低視聴率だった花燃ゆは、豪華キャスト満載でした。
主役の井上真央さんはもちろん、大沢たかおさん、東出昌大さん、伊勢谷友介さん。
しかし主人公が耐え忍ぶ場面ばかりで、大河ドラマに求めている戦や策略、勝ち負けなどの見せ所があまり作れなかったのが低視聴率の原因ではないかと言われています。
NHK大河ドラマは、出演者で視聴率が決まるわけではないということですね。
おんな城主直虎と花燃ゆの違い
「おんな城主直虎」では、花燃ゆで不評だった複数人の脚本家の起用を廃止。
「天皇の料理番」・「白夜行」・「JIN-仁-」・「ごちそうさん」などの脚本家・森下佳子さんを採用しています。
時代設定は人気の高い戦国時代ですし、期待度の高い真田丸と被る部分もあるので、そのファンをそのまま獲得可能。
花燃ゆの主人公は「吉田松陰の妹」という、あまりにもマイナーな人物でした。
これも低視聴率の大きな要因だったと言われています。
一方、おんな城主直虎の主人公は井伊直虎。
歴史ファンや某戦国ゲームファン以外には中々マイナーな人物だとは思いますが、吉田松陰の妹よりはマシでしょう。
見せ場もたくさん作れそうですし。
というわけで、花燃ゆの視聴率はあっさり抜けるんじゃないでしょうか。
視聴率も倍返しだ!
2016年放送の大河ドラマ「真田丸」。
主演は「半沢直樹」で一世を風靡した堺雅人さん。
半沢直樹は、最終回に視聴率42.2%という驚異の数字をたたき出しています。
この数字はドラマ高世帯視聴率第2位だそうです。
脚本家は「ステキな金縛り」や「ギャラクシー街道」をユーモアたっぷりに作り上げた三谷幸喜さん。
堺雅人さん×三谷幸喜さんというだけでワクワクしてしまいますね。
さらに「真田丸」の主人公はその名の通り、誰もが名前を知っている真田幸村です。
しかも「真田十勇士」でしられる真田幸村よりも、もっと深い真田幸村のリアルが描かれるとのこと。
これは期待できるんじゃないでしょうか。
三谷幸喜さんも真田幸村も固定ファンが大勢いますから、第1話で視聴率がつかめれば数字はずっとついてくるでしょう。
2017年からはじまる「おんな城主直虎」にはかなりのプレッシャーですね。
おんな城主直虎が真田丸に勝つには
主人公の人気・知名度という点では、明らかに負けています。
しかし、勝機はあります。
それは、真田丸の時代と近い事。
真田丸でNHK大河ドラマ、また、戦国時代に興味を持った視聴者をそのまま取り込めれば、知名度の問題ではなく内容そのものの勝負になります。
結局、初回から最終回までの間に、「どれだけ視聴者が離れていかないか」が高視聴率のポイントとなるのです。
ぜひとも頑張って良い作品を作りあげていただきたいですね。