おんな城主直虎に原作はある?脚本家はあの森下佳子!
2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」。
脚本家はあの森下佳子さんと発表されましたが、原作はあるのでしょうか?
今回は、おんな城主直虎の脚本家・森下佳子さんの詳細と原作の有無についてご紹介します。
原作なしのオリジナル脚本
調べてみたところ、おんな城主直虎に原作本はありませんでした。
オリジナル脚本です。
ここ数年のNHK大河ドラマは原作を採用していなくて、2012年の「平清盛」から2017年「おんな城主直虎」まで全て原作なしです。
2011年まではむしろ原作がない方が珍しかったのですが…。
ひょっとすると、この辺りも近年の大河ドラマの視聴率低下に繋がっているのでしょうか?
でも印象としては、原作への忠実度は民放ドラマに比べると低い気がしますし、オリジナル脚本でも当たっている大河もあるので、あまり関係ないのかも知れませんね。
やはりドラマは、脚本が命という事でしょう。
泣けるドラマを手がける脚本家・森下佳子とは
さて、その大事な脚本を手がけるのは、人気ドラマを数々手がけた森下佳子(もりした よしこ)さんです。
近年の主な作品には、
世界の中心で、愛をさけぶ
白夜行
JIN-仁-
天皇の料理番
ごちそうさん
などがあります。
受賞歴も見事なもので、
第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(世界の中心で、愛をさけぶ)
第63回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(JIN-仁-)
第85回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(天皇の料理番)
第32回向田邦子賞(ごちそうさん)
など数々の賞を受賞しており、「おんな城主直虎」には、すでにかなりの期待が寄せられています。
原作なしで大丈夫?
しかし、一方では不安な声も。
「おんな城主直虎」こと井伊直虎の文献はあまり残っていなく、自画像さえないので脚本はほぼ創作ということになります。
今まで森下佳子さんが手がけた脚本は、原作がとても素晴らしいものばかりでした。
原作がない「おんな城主直虎」との相性が気になります。
残っている文献には、直虎には幼い頃に婚約した婚約者がいましたが、暗殺を図られ行方不明になる。
結婚は諦めて直虎が出家した後に無事が確認されたが、逃亡先ですでに正妻を迎えていたとあります。
一方、森下佳子さん脚本の「おんな城主直虎」は、図られた後にやっとの思いで婚約者は直虎の元にもどってきます。
しかし直虎はすでに出家してしまって、婚約者は井伊家を継ぐために泣く泣く他のものを正妻に迎えた、という物語になるみたいです。
大まかな流れが一緒でも、少しニュアンスを変えてしまうだけで、個々の感情が全く違います。
より盛り上がるストーリーを考えてのことでしょうが、大河ドラマに歴史の忠実性を求める視聴者は数多くいますから、賛否両論わかれそうですね。
花燃ゆの二の舞は心配なし
第1話は16.7%と好調の滑り出しの「花燃ゆ」でしたが、最低視聴率9.3%の数字を出してしまいました。
花燃ゆの視聴率が低迷してしまったのは、時代劇に不慣れな脚本家たちで進められたからだと言われています。
その点、おんな城主直虎は「JIN-仁-」の森下佳子さんが脚本を、「大奥」で徳川吉宗を演じた柴咲コウさんが主演なので、時代劇として大いに楽しめそうです。
売れっ子脚本家・森下佳子さん手掛ける原作なしの「おんな城主直虎」。
ご期待下さい。
まさかとは思いますが、
1年ほど前に読んだ『高殿円』さんの『剣と紅』そのまんまのような気がしています。
再度ご確認ください。
TVでは亀の丞が井伊谷から突然居なくなる(どのようにして?)ようですが、高殿 円の 剣と紅 では、後の 瀬戸 方久の肥桶の中に隠して逃すストーリーになっています。
直虎の小説は最近色々出版されていますが、森下さんの脚本の様なストーリーの小説が無いか探しましたが、なかなか見つかりません。
自分も剣と紅を読みましたが、今放送中のドラマより、はるかに面白かったです
私も始まる前は、「剣と紅」かと思っていましたが、始まってみると設定やら性格、三人の繋がりが随分と違っていますので、数作品ある直虎ものを混ぜてオリジナル作品としたのではないでしょうか。
昨年読んだ剣と紅の帯に大河ドラマの広告が付いてたからてっきり原作だと思ってましたが、、、違ってましたか。
小説「剣と紅」の帯に大河ドラマの事が書いてあったけど、関係なかったのか!原作と思って買ったのに。
自分も剣と紅読みました。原作と思い買いました。
ドラマは1話から見てますが、違和感が
まさか盗人の親分と主人公が恋におちて同棲とは・・・
大河ドラマを馬鹿にするにもほどがある。いくら架空の人物とは
いえ、これが許されるなら、武田信玄が実はゲイだったとか、黒田官兵衛は実は大馬鹿で恋人が裏で糸を引いていたとか・・・なんでも書けてしまう。
やはり現代劇の人に脚本なんかを任せるとこういう失敗作が出来上がる。