おんな城主直虎 39話のあらすじネタバレと感想
NHK大河ドラマおんな城主直虎39話のあらすじネタバレと感想です。
おんな城主直虎 39話のあらすじネタバレと感想
今回は幼かった虎松が立派な若者に成長して戻ってきたお話でした。
大人になっても井伊の再興を忘れていなくてよかった。
徳川に仕え、井伊を名乗ることで井伊再興に向けて歩き出すことになります。
虎松の今後の活躍が楽しみですね。
父・直親の十三回忌に戻ってきた虎松
直親の十三回忌に姿を見せた虎松。
大きくなりましたね。
でも井伊家の人間ではなく松下家の養子。
少し寂しさも感じますが、戻ってきてくれてよかったです。
新野の屋敷では身に着けた武術も披露。
まだ元服しておらず前髪も残ったままです。
自分で元服の時期も決められるほどしっかり者に成長しました。
政次の甥・奥山亥之助も立派に成長して虎松に仕えています。
どことなく直親に似ている虎松は、笛も絵も上手に。
いろいろな人の面影が残っているようです。
虎松は久々に戻ってきた故郷が豊かになっていることに大喜び。
木綿も村を豊かにする大きな産業となり、村の人たちが勉強をする場所もあります。
とても住みやすそうな場所になりましたね。
近藤がやったことだと思っていましたが、本当に村を治めていたのはとわ。
水堀を作るなど近藤に進言して操っていたようです。
その事を聞いた虎松の怒りに満ちた顔が恐ろしい。
井伊家を再興させたい虎松としては、こうして自分に黙って行動しているとわに怒りが沸いたのでしょうね。
でも井伊を甦らそうとしているという希望が見えたのかもしれません。
井伊再興を諦めないと和尚へ宣言
とわへ直接尋ねますが、はっきり否定されてしまいました。
まったく再興させる気がないことに少々落胆気味。
和尚は奥山と縁側で話しながら、幼少時代に井伊を甦らせたいと言った虎松の姿を思い出します。
もう忘れてしまったのかと残念そうな二人。
そこへ姿を現した虎松は、豊かな村を見て奮い立たされるものがあったようです。
井伊の再興を宣言し、和尚へ一通の手紙を渡しました。
松下に育てられ恩はあるのでしょうが、井伊のためには形振り構ってはいられません。
行動力のある逞しい少年ですね。
奥山の冷や汗を拭いながら説得する姿は政次そっくり。
姉の高瀬もサバサバとした女性となりました。
苦労を乗り越えて逞しくなったのでしょうね。
とわたちは虎松を徳川へと送り出します。
立派に育った虎松の成長を喜びながらお茶を飲むとわたち。
いそいそと出ていく和尚が怪しかったですね。
虎松と亥之助が小姓として仕えることを反対する徳川の家臣たち。
家康は遺恨を消すために敢えて取り立てることにしました。
家康の正室・瀬奈には信康という立派な息子も。
彼女を訪ねた和尚は、虎松からの手紙を渡します。
井伊再興の第一歩が家名回復ということなのですね。
その手紙を受け取った家康。
家康の許可が下りれば堂々と井伊を名乗れるということなのでしょう。
松下として受け入れるほうが無難でしょうが、家康の下した決断は・・・。
井伊として仕えることを認めてもらう
虎松と亥之助は囲碁会議をしていました。
今後も直虎と政次みたいな囲碁会議が行われるのでしょうか。
しのとなつが持ってきた着物とお守り。
お守りのほうには亡き父親たちが守ってくれるようにと亀と鶴の刺しゅうが施されていました。
虎を見守るように添えられた亀。
父・直親と政次の二人が見守ってくれていることに一層の希望が見えたようです。
ここまで虎松たちを育ててくれた松下源太郎も二人の成長を喜びます。
少々才気走るところを指摘して送り出す場面は本当の父のようですね。
これからこの優しいお父さんを裏切るのかと思うと奥山も冷や汗が止まらない様子。
家康はギリギリまで松下か井伊かで迷い続けていました。
鷹匠・ノブの助言で本人に選ばせることに。
心の内では井伊として仕えたいのでは聞いて井伊を名乗ることを認めました。
当然、喜んでそれを受け入れる虎松。
この事を知った松下はショックで倒れてしまいます。
なんだか可哀想ですね。
井伊を名乗らせたことに後悔する家康は、再び松下に戻させるための手段を考えます。
家康も大概な優柔不断ぶり。
翌日になって、松下ではければ小姓ではなく草履番にすると命じてきました。
こんなことを言われては呆気にとられて当然。
家臣たちに小馬鹿にされながらも松下ではなく井伊を名乗ることを貫きました。
草履番なので部屋も荒ら屋に。
粗末な着物を手に取って般若のような形相になる虎松。
腐れコダヌキ、タヌキ汁をすすり尽くすなど凄いことを言いますね。
一から頑張って出世を目指す虎松と亥之助はなかなか根性の座った若者たちです。
徳川四天王・井伊直政の第一歩となったお話でした。