おんな城主直虎 34話のあらすじネタバレと感想
NHK大河ドラマおんな城主直虎34話のあらすじネタバレと感想です。
おんな城主直虎 34話のあらすじネタバレと感想
政次の死は思った以上に直虎の心へ深い傷を残してしまったようです。
政次の最期の微笑みは究極の愛を示した証。
だからこそ直虎には立ち直って前へ進んでほしいものです。
でも二人の絆の強さが痛いほど伝わってきた今回のお話しでした。
政次の死を受け止められない直虎
前回、「地獄に落ちろ！」と叫びながら磔になった政次へ自らの手で止めを刺した直虎。
その時の満足げな政次の表情に、二人の信頼関係がどれほど強かったのかが伝わってきました。
井伊と直虎を守るための最上級の愛を示してくれた政次。
しかし、政次を失った直虎の心には大きな穴が開いてしまったようです。
彼が亡くなったことを受け入れられず、ひたすら一人で碁を打っていました。
そんな時、牢の中から政次の辞世の句がみつかります。
川名の隠れ里でも政次の死が伝えられていました。
直虎がひたすら一人で碁を打ち続けている事に心を痛める母・祐椿尼。
隠れ里に呼び寄せようとしても政次を待ち続けると言って聞きません。
何があっても乗り越えてきた直虎がここまでなってしまうのは初めてではないでしょうか。
それだけ政次の存在は大きかったことが分かります。
その頃、氏真の籠る掛川城を落とそうとする家康も苦戦を強いられていたようです。
そんな家康の元に種子島が大量に運び込まれてきました。
掛川城攻めに苦戦する徳川
方久は銭の犬というだけあって抜かりありませんね。
こんな時にも銭を稼ぐために行動に出ています。
直虎の頭の中では、未だに徳川が来ておらず近藤の企みは前もって掴んでいるという事になっている様子。
そして政次は生きている事になっていました。
妄想の世界に逃避してしまったのか・・・。
和尚も直虎を追い詰めてしまった事に悩んでいました。
でも、そんな直虎を哀れだと感じてはいない龍雲丸。
もしかすると、彼だけが直虎の事を理解できているのかもしれません。
気賀では方久が徳川と内通している事を知らせる中村屋。
龍雲丸は井伊が徳川に裏切られたことで信用できない相手だと疑っていました。
家康本人はともかく、その周りの人間が危ないですね。
直虎は正気に戻らず、和尚も彼女の妄想を否定することはしません。
和尚は直虎を信じて自分自身の力で乗り越えることを待っているのでしょう。
家康は氏真の立て籠もる掛川城に苦戦。
浜名の湖岸でも大沢が領地を次々と奪還し戦況は良くない状態でした。
今川の窮地ばかり見てきたので、ここで家康が不利な状況になるのが意外。
大沢は気賀の人々まで戦に駆り立てようとしています。
方久も命からがら逃げ出してきました。
こうなっては商人たちが徳川に助けを求めるのは当然ですね。
直虎は井戸で政次を待ち続けていました。
そんな時、牢に置いてあった辞世の句を直虎の元へ届けに来たのは鈴木でした。
辞世の句を読んで正気に戻る
政次の死を受け入れられない直虎は辞世の句の存在に疑問を持ちます。
実際に辞世の句を目にして、ようやく政次が死んだことを受け入れたようです。
その頃、堀川城には気賀の民が集められ戦へ駆り立てられようとしていました。
巻き込まれたくない盗賊たちは城を脱出することに。
逃げるのが得意な盗賊たちですから大丈夫と思っていましたが、なかなか大変そうですね。
家康の元に逃げてきた中村屋は船を提供することに。
気賀を取り戻したら全面協力をすると約束し助けてもらう事にしました。
中にいる民も助かり城も奪還できるという希望が見えてきます。
徳川の戦が進む一方、肝心の直虎は立ち直れるのでしょうか。
正気に戻ってからが寧ろ地獄。
自分の手で政次を殺めた事への自責の念に苛まれていました。
処刑場では気丈に振る舞っていたのに、心は限界だったのでしょう。
気賀の民を救うために動いた徳川の軍ですが、酒井の様子が怪しいです。
最初から怪しい雰囲気ではありましたが。
いきなり矢で攻撃を仕掛けてきた事には驚き。
徳川が来なければ盗賊たちだけでも助かっていたかもしれません。
手向かいをしたと言い掛かりをつけて気賀の民ごと全滅させようとするとは、酒井という人は相当な悪人です。
龍雲丸の窮地を予感したのか直虎は不吉な夢を見てしまいました。
再び大事な人間を自分の手にかけてしまう。
政次の事で自分を責め続けていたのでしょう。
方久たちから気賀の窮地を知らされ慌てて出掛けていきます。
直虎が気賀の惨状に耐えられるのか心配ですね。
