おんな城主直虎 10話のあらすじネタバレと感想

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NHK大河ドラマおんな城主直虎10話のあらすじネタバレと感想です。

あらすじのネタバレは放送開始前に、感想は放送開始後に追記します。

⇒おんな城主直虎9話のネタバレと感想はこちら

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おんな城主直虎 10話のあらすじネタバレ

次郎は政次の傷の手当てをしながら、これまでの経緯を聞き、落ち着いた様子ではっきりと言った。

次郎「正直に、事の次第をすべて包み隠さず直親に言え。それしかない」

しかし政次は首を横に振り、弱弱しく答えた。

政次「たとえ義理であるとはいえ、小野は、二度もあいつの父を奪ったことになる。さすがにあいつも許さないだろう」

次郎は、政次の目をまっすぐに見つめて、力強く言った。

次郎「この件は、われがなんとかするから、しばらくここに身を潜めておけ。ここは竜宮小僧の出番だ」

夜が明けるころ、井伊家内は騒然となった。

政次の姿が見当たらないとあって、さらに騒ぎはさらに大きくなった。

しの「仇を討ってください!けがをしている者を襲うなど卑怯極まりないことです!なぜ父上がこのような目に・・・」

泣き叫ぶしのに続いて、孫一郎も断言した。

孫一郎「奥山家としては、小野を討つつもりでいます」

しのを下がらせたのち、直親は一同と話し合いを始めた。

一同と言っても、中野直由、新野左馬助、奥山孫一郎しかいない。

「桶狭間の戦い」が井伊家にもたらした傷の深さを痛感し、改めて胸が痛む思いだった。

左馬助「しかし、どうして但馬は奥山殿を・・・」

孫一郎「父は以前から但馬の乗っ取りを心配していました。そのことで口論となり討たれたに違いありません」

左馬助「とはいえ、但馬が討ったという証拠がない」

左馬助と孫一郎の話に、直由が口をはさんだ。

直由「逃げたということが何よりの証拠だろう。小野は元来より誰もが知る、家内を乱す虫である。今川が倒れた今こそ討つべきです!」

ちょうどそのとき、家人の声がひびいた。

冷静なる判断

「失礼いたします。小野の代理の方がお見えになりました」

誰だ?と顔を見合わせる一同。

襖を開けるとそこには、出家し、尼僧・祐椿尼となった千賀に付き添われ、横に座る小野玄蕃の妻・なつの姿があった。

顔をゆがませ紅潮する兄の孫一郎。

孫一郎「なつ、なぜにお前が・・・小野の代理とはどういうことだ!父上が殺されたんだぞ!お前は何をしているのだ!」

直親「落ち着きなさい。孫一郎殿」

直親がすかさず止めると、祐椿尼に促された、なつが伏し目がちに口を開いた。

なつ「そもそも事の始まりは、私が小野から戻りたくないと、わがままを申し上げたことにあります」

父の朝利はそのことを断固として認めず、それが、このような結果となってしまった。

なつ「亡き殿・直盛様は夫である小野家の玄蕃様と私に、井伊の者たちをつなぐ懸け橋になってほしいとおっしゃられました。そのお役目を、玄蕃様亡きあとも継いでいきたい・・・私はそう強く願っています」

ここで祐椿尼が、わずかばかり身を乗り出すようにして言った。

千賀「皆様にはどうか、冷静になり、亥之助のことも考えていただきたいと思います」

その言葉に一同は皆、はっとさせられた。

もし、奥山が小野を討てば、亥之助の父の家と母の家が殺し合うことになるのだ。

千賀「そうなれば、亥之助はどれほど生きにくくなることか・・・」

なつと祐栫尼の背後で、次郎が考えを巡らせながら様子をうかがっている。

直親はその気配を感じ取った。

孫一郎「しか!小野が父を殺したのは紛れもない事実。おとがめなしなどありえない!」

興奮冷めやらぬ孫一郎に、直親は冷静に言った。

直親「但馬は己の刀を抜いてはいない。舅殿はご自身の脇差しで刺されていたのです」

孫一郎「それは、父から抜き取ったからでしょう!」

直親「壁の低いところや床、普通では考えられない場所に、多くの刀傷が残っていました。どうしてだと思いますか?」

転んだり、よろめいたりしながら、低い姿勢で刀を振り回していたと、考えるのが自然だった。

左馬助「刀を抜いたのは、脚の悪い奥山殿だったということですか・・・・」

唖然とする左馬助に、直親がうなずいた。

直親「但馬は身を守るためにしかたなく、刺してしまったのでしょう。義理の父の仇をとれないのは残念ですが、政次を責め罰することもできないと、私は思います」

こうしてこの件は落着した。

取り戻し、未来へとつなぐ絆

次郎の気配を感じた瞬間にひらめいた自分の直感を確かめようと、直親は龍潭寺へと向かった。

やはり政次は、思ったとおり井戸端にいた。

直親「やはり、ここだったな」

背後から声をかけた直親に、政次は飛び上がって驚いたが、直親と分かり深々と一礼した。

政次「私のことをお守りくださったこと、なつから聞きました。ありがとうございました」

直親「俺は信じたぞ、鶴」

かつての呼び名が懐かしい・・・

直親「これで、検地のときの借りは返したからな」

政次「亀・・・義父上を・・・すまなかった」

政次の口からも、亀というかつての直親の呼び名がこぼれた。

直親「きっと俺だって同じことをしたと思う」

そういうと直親は去っていった。

次郎はここで次なる行動へと動き始めた。

朝利の怨霊を恐れた政次が、写経を始めたという噂を振りまいたのである。

その一方で、政次には写経を勧めた。

次郎「どうも奥山殿が成仏されていないらしい。夜な夜なこの辺りをうろついているようだ」

恐れおののいた政次は、次郎のいうことに素直に従った。

そのことを知った周囲は、政次もようやく心を入れ替えたようだと感心した。

あの事件は次第に人々の記憶から消え去り、政次の信頼は回復していった。

永六四年が明けた二月のある日、今か今かと心待ちにされていた直親としのの子が生まれた。

子は跡継ぎとなる男の子であった。

お披露目の席が設けられ、井伊の館は久々に歓喜と笑顔に包まれた。

嬉しそうに赤子を抱いた直平が叫ぶ。

直平「お前は虎松!どうだ、勇ましい、よい名だろう!」

虎は死んでも立派な皮を残すもの、虎松も後世に名をはせるのだ!と見な大盛り上がりである。

直親「虎は子を大切にすると言われています。私も、虎松もまた、そのような親でありたいと思います」

そう述べた直親は、拍手喝采を受けた。

そこに政次が思いもよらない祝いの品を携えてやって来た。

かつて今川の命令として、政次の父・政直が、直親の父・直満から取り上げていた、井伊家の所領に関する覚書だった。

直平「何?すべて、虎松に返上するというのか!」

驚き、信じられない様子の直平に、政次は落ち着いた様子で言った。

政次「はい。天文十三年の井伊に戻したいと思います」

天分一三年・・・忘れもしない・・・直満が駿府で討たれ、政直の謀略が疑われた年だ。

亀と鶴だったあの頃の・・・信義に厚かったあの頃の友情を取り戻したいという政次の真意を、直親はしっかりと感じ取っていた。

直親「わかっている・・・これからもよろしく頼むぞ」

新たな奇跡を求めて

虎松誕生という大きな奇跡の裏で、龍潭寺では、小さな奇跡が起こっていた。

次郎は直親の嫡男誕生の知らせを受け、井戸に向かって手を合わせ、お礼を述べていた。

と、その時、かすかな気配を耳と鼻が感じた。

もしや!と思い、井戸に石を落としてみると、水の跳ねる音がした。

長い間涸れていたはずの井戸に、再び水が湧き出したのだ。

次郎は驚き、一人静かに喜びをかみしめた。

次郎「ご初代様が虎松の誕生を祝ってくださっているのかもしれない。虎松は井伊をよみがえらせてくれるに違いない!」

駿府の今川家には、いまだかつてない緊迫した空気が蔓延していた。

「桶狭間の戦い」で大打撃を受けたのち、三河の岡崎城を守り、織田と戦っていたはずの松平元康が突然寝返り、今川方の城に奇襲をかけたのである。

「裏では早くから織田と手を結んでおり、ついに今回の謀反に至ったようです!」

三河の国衆たちは続々と松平側に寝返っていき、永禄五年一月には、元康と織田信長の間で同盟が結ばれることとなった。

これに激怒した今川氏真は、松平方についた国衆の妻子を捕らえ、見せしめのため処刑を行った。

元康の妻の瀬名と二人の子も、もちろんその対象であった。

井伊はこの様子を傍観し、今川家と松平家の紛争に、首を突っ込まなかった。

やがて一年ほどの歳月が過ぎたが、、瀬名親子について知るものはだれ一人いなかった。

しびれを切らした次郎は南渓に訴えた。

次郎「和尚様は心配ではないのですか!また佐名おば上を見捨てるつもりですか!」

南渓「そんなことはお前に言われなくても分かっておる!」

瀬名は、次郎にとってこの世で唯一無二の女性の友である。

大切な友をそう簡単に死なせるわけにはいかない。

どうにかできないものかと、次郎は気をもんだ。

そのうち、次郎の頭にはある考えが浮かんだ。

あらがうことのできない時代の流れ

すばやく旅支度をした次郎は、足早に駿府へと向かった。

駿府の状況は、想像していたよりも数段悪く、乱れ切っていた。

次郎は、氏真の祖母で、前に力を貸してくれた寿桂尼のもとを訪れたが、あっさありと跳ねのけられた。

寿桂尼「瀬名のことは口にしないでください。お帰りください」

長きに渡り、瀬名が寄こしてくれた手紙を手に、次郎は頭を下げ続け、懇願した。

次郎「どうかこれをご覧ください。今川への忠義に満ちあふれた文にございます!夫はどうあれ、瀬名様は今川を心から思っておいでです。どうか!」

寿桂尼が苦悶の表情で何やら考え始めたとき、思いもよらない知らせが飛び込んできた。

「上ノ郷城が松平によって落とされ、追い込まれた城主・長照様は自ら命を絶たれたとのことです」

唇をかみしめた寿桂尼は、冷ややかに言った。

寿桂尼「長照は、わたしの大切な孫です・・・はるばるやってこられたのだから、瀬名に今生の別れを告げてからお帰りなさい」

奥の部屋に投げ込まれた次郎の目の前には、歳を重ねた友の顔があった。

・・・あなたは・・・、おとわ・・・次郎、様?

次郎はすぐに身を起こし、懐かしさとあわれさに困惑しながら、友の手を取った。

次郎「瀬名様、あなたの命をお救いいただくよう懇願に来ました」

瀬名「私のために、来てくださる方がいらっしゃるなんて・・・」

目には、今にもこぼれ落ちそうなほどの涙を溜めている。

懐かしむ暇もなく、突然、襖が開かれた。

「松平のお方様。明日、龍泉寺にて、ご自害いただくことが決まりました」

伝えに来た家臣が閉じようとした襖に手をかけ、瀬名が叫んだ。

瀬名「お待ちくだい!竹千代と亀姫だけはどうか。どうか・・・お助けください・・・」

しかし、その手は迷いなく振り払われ、襖はぱたりと閉じられた。

泣き崩れる友の背を、次郎は自分の無力さを感じながら、ただ茫然と見守るしかできなかった。


以上、NHK大河ドラマおんな城主直虎10話のあらすじネタバレでした。

以下は実際に放送を見ての感想です。

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おんな城主直虎 10話の感想

奥山を斬ってしまった政次がどうなってしまうのかハラハラする回でした。

直親はすべてを察し、とわが竜宮小僧として裏で動いていたこともお見通しだったのですね。

昔のように仲の良い三人に戻ってきている感じでよかったです。

奥山を斬ってしまった政次

奥山に斬りつけられた政次。

そんな政次の口から奥山を斬ってしまったという衝撃的な言葉を聞くことになりました。

とわに経緯を話す政次ですが、殺されかけたのですから正当防衛ですよね。

結果的に小野は直親から実の父親と義理の父親の両方を奪ってしまいました。

許されないと覚悟し去ろうとする政次をかくまうことにしたとわ。

井伊家では完全に政次を殺す気でいるところへ、なつがやって来てすべての成り行きを説明してくれました。

部屋の様子をしっかり見ていた直親は、刀を振り回したのが奥山であることを察していたようです。

自分の身を守るために仕方なく刺してしまった事も分かっていたようで政次の命は助かりそうでよかった。

しかし、しのは父親を刺したことを許せない様子。

直親は父親を殺されて嘆く彼女に共感しているようでしたね。

父親を奪ってしまった事に対して、政次も責任を感じているようでつらい状況です。

とわは何やら荷物を準備して川名へ。

小野を毛嫌いしている直平へのフォローに向かったのですね。

政次には脅しをかけて奥山のために写経をさせてしまいました。

これで直平の怒りがおさまるなら安いものかもしれません。

虎松が生まれる

冬になり、やっとしのが赤ちゃんを出産しました。

なかなか授からなかった待望の赤ちゃんなので直親の嬉しさも相当なものなのでしょう。

生まれてきた待望の跡取りは虎松と名付けられました。

この時代の虎は強さの象徴のような存在なのですね。

和気藹々とした雰囲気でしたが、政次が来ると相変わらず空気が悪くなります。

政次の書状を見て驚く直親と直平。

所領を全て返上するとは、政次なりの償いなのでしょうか。

直親が政次の気持ちを汲んで、二人の絆はより強固なものになったことでしょう。

夜、井戸に石を投げ入れるとわは虎松の誕生を祝っているかのように井戸に水が湧いてきたことを喜びます。

そこへやって来た直親は、政次が直満の所領を返してくれたことを笑顔で報告しました。

そしてとわが竜宮小僧のように裏で動いてくれていたことをちゃんと知っていたのですね。

とわに望みを聞くと、こんな喜びに満ちた日々が続くよう井伊を守ってほしいと言います。

その望みを叶えるためとわの前に跪いて誓う直親。

夫婦にはなれなかったけど良い関係の二人です。

瀬名の命を救うため駿府へ

今川には松平元康が裏切ったという知らせが入ってきました。

反旗を翻し勢力を伸ばす元康。

当然ながら妻である瀬名の身も危うくなってしまいました。

いつも冷静な和尚ですら感情的に。

瀬名達を助けるため親戚として懇願し命を助けるようです。

とわにとっても瀬名はたった一人の同性の友人。

一人で駿府へ向かうと、佐名に瀬名を助けてほしいと頼まれます。

今日明日にでも殺されるかもという危機的な状態になっているようです。

とわは今川で権力を持っている寿桂尼に会いに行きますが、頼みを聞き入れてもらうのは難しそうです。

瀬名から送られた文を証拠に、何も知らなかったことを訴えました。

元康が和睦に応じることを条件に瀬名と子供の命を助けるという無理難題を言う寿桂尼。

交渉が上手くいきかけたところへ悪い知らせが入ってきます。

元康のせいで自害した城主が寿桂尼の孫とは。

瀬名に引導を渡して帰れと言われ、こんな形で二人の友人は再会することになってしまいました。

元康のことを信じて待っていたのに、1年が経ち諦めてしまったようです。

とうとう自害するように命令が下ってしまいました。

妻と子供を殺すなんて惨いことです。

とわはたった一人の友人を救うべく必死で命の期限を延ばそうとします。

連れて行かれようとするのを止めますが、もう限界。

そこへ馬に乗った一人の人物がやって来て・・・という凄く気になる終わり方でした。

瀬名がどうなってしまうのか、次回が待ち遠しいですね。

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